気分安定薬を 中心に改善していく

薬の種類

双極性障害の治療には、大きく2つの方法を用います。気分安定薬や、抗精神病薬を用いる薬物療法や、患者さん自らの考え方や家族の理解を深める心理社会的治療があります。特に薬物治療は画期的な方法だと言われ、世界中の双極性障害の治療に用いられています。まだ病気の解明が進んでおらず、原因などまでわかっていない事も多い病気ですが、薬物療法の効果は様々な所で実証されていて、実際に薬物療法を行なう事で通常の生活に戻れたという人は多いです。しかし、薬物療法は、一旦辞めてしまうと高い確率で再発する危険性があり、長期にわたって薬を飲み続ける必要があります。しかし、薬を飲んでいる間は、その症状を抑える事ができるので、多くの人に選ばれる治療法です。

気分を安定させ、躁状態とうつ状態の治療に最もよく用いられているのが、気分安定を目的としたリチウムやバルプロ酸を含むものです。その他にも、アリピプラゾールやオランザピンといった非定型抗精神病に有効なものも多いです。しかしながら、手足の府令や嘔吐といった作用が出る事もあり、病院では適切な検査を経て、その人に合った薬を処方するよう努力が行われています。

様々な方法で治療を行っていますが、特に双極性障害は、再発率が大きくい面から周りの協力が不可欠だと言われています。家族やパートナー、また会社が学校といった周りの協力が必要です。それは、双極性障害の再発には生活リズムの乱れがそのまま悪影響を及ぼすからという理由が挙げられます。薬や治療といった事の他に、プライベートの部分からも患者さんを支える必要があります。